ふとピザの由来が知りたくなったので探求心が尽きるまで調べてみた件
最近暑さが増すごとに食欲も増し増しのあんみつです。
クーリッシュに吸い付きながらふとピザってなんでピザと呼ばれているんだろうと疑問に思い、
さらには食欲が尽きることがないので見るだけでもおなか一杯になるようにピザの情報をたくさん頭に入れてみようということで、今回ピザについて調べてみました笑
ピザはどのようにして誕生したのか
ピザはトマトソース、チーズなどなど他のトッピング(例:ソーセージ、やオリーブなど)を加えた薄いパン生地からなるイタリア発祥のパイです。
ピザという単語は「a point」を意味している古いイタリア語からであるといわれています。
そして、時間が進むごとに摘まむや引っ張るという意味の「pizzicare」に変わっていったそうです。
ピザは、小麦粉と水を混ぜ合わせて熱い石の上で焼く秘訣をフェニキア人、ギリシア人、ローマ人のような古代の方たちにより発明されました。
そして石器時代からイタリアの食事の基本的な一部となっています。
また、ピザのもっとも古い形態は石の上で焼くパンだそう。
料理のあと、いろいろなトッピングからなる具材をの乗せるための皿や、ブイヨンや肉汁などを拭き取るための道具としても使われたそうです。
このアイディアはトッピング沢山乗った丸く平らなパンを食べたギリシャ人からきています。
また上に書いた通り節約に向いている食べ物だったため働いている男とその家族によって食べられたそうですね。
ピザの歴史を知る
ピザの歴史は長く6世紀紀元前にまでおよびます。
紀元前6世紀
photo by Israel Defense Forces
ペルシア帝国でトップに上り詰めたダライアス大王(紀元前521-486年)の兵士が長い行進のなか1つのパンを盾に乗せて焼き、チーズやヤシの実を加えて食べたといわれています。
紀元前1世紀
ベルギリウス(紀元前70-19年)によって書かれた「アエネイス」の翻訳版には丸いパンケーキに関する記述があるので一部抜粋して以下に書きます。
木下の日陰でテーブル(パンケーキ)を芝の上に広げて族長と森の果実を乗せ食べる。
それはおいしく神の命令なしではないと言い彼らは満足したそう。
しかし空腹に縛られた彼らの下々の家庭的な食事はすぐに済む。
そんな彼らの乏しい食事を変えるため小麦粉のパンケーキがカギとなると考えた。
そしてアスカニオスは乏しい食事を見て笑顔で言いました。
「見よ、私たちがたいらげる食べ物でできた皿を。」
西暦1世紀
ローマの料理法についての我々の知識は、主にポンペイで、見つかった。「 Do re coquinaria」と呼ばれるアピキウスの料理本から由来しています。
アピキウスは料理の専門家で、彼の著作では私達にローマの料理に関する知識を提供しました。
そしてアピキウスは自身の家計が厳しくなり料理が食べれなくなってしまうことを恐れて自身の食事に毒を盛り自殺した記録があります。それほどアピキウスは料理が好きだったのです。
そのアピキウスの本ですが、色々な材料をパンをベースとした生地と合わせて作るレシピが含まれています。
レシピですが、チキン、ナッツ、チーズ、ガーリック、ミントそしてオイル(現代のピザで使われる材料そのもの)を使います。
そしてレシピの説明にはたい雪の中で保存してくださいを意味する文で締めくくられています。
西暦79年
ヴィスビオ山が噴火した8月24日(西暦79年)にポンペイは灰で覆われ上記の本の証拠は焼かれてしまいました。
ですがポンペイと近くのネオポリスでその時代に食べられた平らな小麦粉のケーキが見付かりローマの時代に食べられたものの証拠が確保できたそうです。
またポンペイの店でも見つかったそうです。その店は完璧に店としての設備を備えていて、現代のピザ店と似ているところが複数あります。
16世紀
1522年トマトは新世界(ペルー)からヨーロッパに戻ってくる。
当初トマトは有害な食べ物だと信じられていました。ですが私たちが知っているように、後にナポリの貧しい人々はパン生地にトマトを加えて質素なピザを食べるようになりました。
そして彼らは小麦粉、オリーブ油、チーズと家族を養う分だけのハーブを常時持ってました。
それからイタリア全土は最高のパイはピザであると公布したそうです。
17世紀
17世紀では、ピザと呼ばれる男たちによって作られたとう好みに応じたピザは観光客によってローカルな人気を成し遂げました。
18世紀
ナポリの王フェルディナンド4世(1751年~1821年)は夏にカパディモンテの宮殿で、彼の父でもあるシェフ(チャールズ2世)に磁気を用いたオーブンでピザを焼いてもらっていました。
それはフェルディナンドの妻マリア・カロライナの好きな料理でもありました。
19世紀
19世紀後半にピザは朝食、ランチ、ディナーにナポリ街で売られていたそうです。
それはパン屋のオーブンで調理されマッシュルーム、アンチョビのシンプルなトッピングを加え大きなトレイで切断し販売する形でした。
それからピザが普及するようになってからは客が注文するとピザを切っていく形に変わっていきました。
様々なトッピングも開発され、ピザ専門店がこの時代から急激に増えていきました。
そのピザ専門店では多くの人が酒をのみ、食べて雑談をする雰囲気としてはファミレスのような場所になりました。
20世紀
※イタリア系アメリカ人の人口のうち多くの人は最初のアメリカのピザはトマトパイと考えていました。
現在21世紀でもトマトパイは米国北東部の中央ニューヨークのイタリアのパン屋で発見されています。トマトパイは通常のピザと逆の工程で作るそうです。
1905年ジェンナーロロンバルディはニューヨーク州で最初の米国ピザ屋をオープンさせました。
ロンバルドは現在「Patriarca della pizza」を営んでいます。
それからテーブルと椅子を置き1930年以降にスパゲティを販売するようになったそうですね。
まとめ
ピザの歴史はとても長いのですね。それだけに調べるだけでもかなり時間を使いました。
まとめるのも大変でピザの由来だけでもかなり長い文章になります。なのでそれを書くとブログという範囲に収まらないと思いかなりまとめた感じに仕上げました。
本当は調べた分だけ書き綴りたかったのですがやはり時間がかかる...
この量だけでも十分ピザに詳しくなれているのでもしこの記事を読んでもっと個人的に調べてみたいと思った方はどんどん調べていってください。
もしくはピザ食べながらピザの歴史を振り返ってみるのもいいかもしれません(笑)
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